(2019/10/31更新)
数々の映画賞を受賞して注目を浴びたアニメ映画「ブレッドウィナー」が、日本でも2019年の冬に公開されることになりました。
アフガニスタンの少女の生活を描いた本作は、とても深みのある作品で、自分の人生の糧になるような物語になっています。
今回はそんなアニメ映画「ブレッドウィナー」のあらすじを、原作の情報などと一緒に紹介させていただきます。
スポンサーリンク
ブレッドウィナーの基本情報
ブレッドウィナーとは、ノラ・トゥーミー氏が監督を勤めたアニメ映画です。
画像引用:eiga.com
アニメ映画というと、子供向けに感じるかもしれませんが、本作は幅広い年齢層をターゲットにしており、アフガニスタンを舞台に描かれた少し重めな内容になっています。
本作は、アヌシー国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門で観客賞をはじめとした、数多くの賞を受賞した作品で、非常に注目をされました。
そんな世界で注目されたアニメーション作品が、ついに日本でも公開されることになりました!
日本での公開日時は、2019年12月20日(金)で、YEBISU GARDEN CINEMAをはじめとした、全国の劇場にて上映がされます。
劇場情報はコチラ
ちなみに本作はアフガニスタンにて、女の子の教育に関わっている、アンジェリーナ・ジョリーさんも協力しており、アニメ映画でありながらもリアルな実情を知ることができます。
ブレッドウィナーのあらすじ
ブレッドウィナーのあらすじを紹介させていただきます。
ブレッドウィナーの舞台は、タリバン政権下にあるアフガニスタンで、11歳のパヴァーナの女の子が主役です。
ある日、元教師の父親がタリバンに逮捕されてから、お金が稼げなくなってしまい、生活が変わってしまいます。
そこで、パヴァーナは髪を切って男の子として、厳しい世界で働くことなります。
そして父親を助け出す方法を探りはじめるのですが……。
あらすじからもわかるように、本作は厳しい環境で生き抜く子供の姿を描いている作品です。
子供からしたら、日本との違いに驚き、そして親世代からしたら、自分の子供と重ねて見てしまうことでしょう。
アニメーション映画だからこそ、より心に深く刺さる作品になっていると、筆者は思います。
スポンサーリンク
ブレッドウィナーの原作
内容の深さから注目されている本作では、原作があります。
画像引用:www.saela.co.jp
原作はカナダの平和活動家デボラ・エリスさんが執筆する「生きのびるために」という本で、17ヶ国語に翻訳されている児童文学書です。
原作も数多くの文学賞を受賞している作品で、映画と合わせてぜひ読んでいただきたいですね。
原作もパキスタンの難民キャンプにて、実際にインタビューをした内容を元に作られているお話なので、すごくリアルな物語になっています。
ちなみに日本では「さ・え・ら書房」から出版されており、日本語翻訳もされています。
主人公と同じ12歳前後向きの文章になっており、続編として2年後を描いた「さすらいの旅―続・生きのびるために」も出版されています。
スポンサーリンク
ブレッドウィナーの口コミと評判
これだけ注目されている作品ですと、口コミや評判が気になりますよね!
そこでTwitterから、ブレッドウィナーの口コミと評判を調査してみました。
まずアニメだからこその表現に心奪われている方が多くいました。
アニメは基本デフォルメされた表現になるのですが、だからこそ素直に心に刺さったのでしょう。
そして善悪を単純に描いた作品ではないということも、高評価になっているポイントのようです。
ちなみに、ブレッドウィナーは原作の「生きのびるために」という題名で、Netflixにて配信がされています。
なのでNetflixに加入している方は、まずNetflixで視聴し、映画館の大画面で物語に浸るという方法もとれますよ。
まとめ
最後にこの記事の内容をわかりやすく、箇条書きで紹介させていただきます。
・ブレッドウィナーはアニメ映画で、日本公開日時は2019年12月20日(金)
・あらすじはアフガニスタンの女の子が、男の子として生きのびていくお話
・原作は「生きのびるために」という児童文学書で、続編もある
・心に刺さる作品として、評判が良く、口コミでの評価も高い
・「生きのびるために」という題名で、Netflixにて配信されている
テーマが少し重ためではありますが、アフガニスタンと実情を知る上で、ブレッドウィナーはとても大切な作品になっています。
内容が気になるという方は、ぜひ映画館へ足を運んでみてくださいね。
コメント