菊野昌宏(独立時計師)の経歴、時計の値段や年収は?妻や子供、身長は?【情熱大陸】




こんにちは、もっぴーです。

2019年1月27日放送の情熱大陸に、独立時計師の菊野昌宏さんが出演されます。

部品をほぼすべて手作りし、1年もの歳月をかけて1人で時計を作り上げる独立時計師

現在、日本には菊野さんを含め2人しかいないそうです。

そんな菊野さんの経歴、年収、時計の値段、妻や子供はいるのかなど気になる情報を調べてみました。
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菊野昌宏(独立時計師)のwiki風プロフィールは?【情熱大陸出演】

ではまず、菊野昌宏さんの経歴をご紹介します。

出典:http://tokidesign.jp/my-toki-design/story17.html

◆名前:菊野 昌宏(キクノ マサヒロ)

◆生年月日:1983年2月8日(年齢35歳)

◆出身地:北海道深川市

◆工房所在地:千葉県船橋市

◆血液型:O型

【wiki風プロフィール】
1983年 北海道深川市で生まれる
2001年 高校卒業後、陸上自衛隊に入隊
2005年 自衛隊を除隊し、ヒコ・みづのジュエリーカレッジで時計作りを学ぶ
2011年 スイスの独立時計師アカデミーに準会員として、入会(日本人初)
2013年 正会員に昇格

 

子供のときから、物作りが好きで、プラモデルやレゴが大好き。
自分で設計図を書き、材料を集めて、モノを作るという過程を小さい頃から楽しんでいたそうです。

きっと今もそれは変わらず、時計を作る過程を楽しんでらっしゃるんでしょうね。

 

高校生の時、物作りの道を歩もうと考えたことはあったようですが、現代の効率を求めて細分化された仕事には魅力を感じず、勧誘されるがまま、自衛隊へ入隊します

1つのモノをすべて自分の手で作り上げるような仕事をしたかったそうですが、今の時代、どの製品も部品は別々の工場で作られるのが現状で、選択肢はなかったようです。

 

自衛隊では、銃の整備の仕事をされていたそうです。
この仕事は意外と菊野さんの性格に合っていそうですね。

 

しかし、転機が訪れます。
ある日、上司がしていた数十万円もするオメガの時計を見せてもらったときに、初めて機械式時計というものを知り、興味を持ちました。
そして、偶然本屋さんで、機械式時計の雑誌を見つけ、益々時計の内部構造に惹かれたそうです。

 

それと同時に、部品を作り、組み立てまで1人で行う独立時計師という職業があるということを知り、自衛隊を辞め、時計職人としての道を踏み出します。

自衛隊除隊後、時計作りの勉強をするため、専門学校に入りましたが、そこでは時計の修理の仕方を勉強するのがメインでした。

卒業後も専門学校の講師をしながら、学校の施設を借りて、時計作りに励んだそうです。
そして、試行錯誤の末、不定時法の和時計を完成させます。

 

不定時法ってあまり聞いたことがないですよね。

不定時法とは、江戸時代に使われていた日本特有の時刻制度で、夜明けと日暮れを境界に、1日を昼と夜に分け、それぞれを6等分し、その一つを「一辰刻(いっとき)」として計算します。

時刻の呼び方には、十二支と数があてられ、現代でも「丑三つ時」「おやつ(八つ)」などの言葉として、今に名残を残しています。

江戸時代にもちろん腕時計なんてものはないので、お寺の鐘の音で、今何時かを確認するしかありませんでした。

もし、江戸時代に菊野さんの和時計があれば、便利だったでしょうね。

 

この不定時法の和時計を完成させようと奮闘していた菊野さんは、ある時スイスで有名な独立時計師フィリップ・デュフォー氏に出会います。
デュフォー氏のスイスのアトリエにも招待され、そこで自分が作った時計や製作過程の写真を見せたところ、デュフォー氏は菊野さんに、スイスで開かれる世界最大の装飾品見本市に出展しないかと声をかけます。

 

菊野さんには売れる時計を作れるという自信はなかったそうですが、こんなチャンスは2度とないと考え、出展を決意します。

2011年、見本市に出展した年に、独立時計師アカデミー(AHCI)の準会員となります。

AHCIとは、世界中の特に優れた独立時計師で構成された国際組織で、会員は31人しかいません。

準会員になってからも、厳しい審査があり、その審査を通過した人だけしか、会員にはなれないそうです。

 

現在、日本人の会員は2名で、菊野さんともう1人は浅岡肇さんという方です。

会員が31人しかいない中に、日本人が2名も入っているなんて、同じ日本人として誇らしいですね。
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菊野昌宏(独立時計師)の時計の値段と購入方法は?【情熱大陸出演】

そんな菊野さんが作る時計は値段がスゴイそう。心の準備はいいですか。

作品名:朔望

スペック:
朔望
ケース径 – 38mm
ケース素材 – 黒四分一、18Kホワイトゴールド
※黒四分一とは色金と呼ばれる日本独自の合金で銅87.3%、銀9.9%、金2.8%の比率になっている。煮色着色という技法で黒色に着色する。
防水性 – 3 ATM
ムーブメント – cal. mk17
振動数 – 28,800
石数 – 22
手巻き
高精度ムーンフェイズ(122年で1日分の誤差)

出典:https://www.masahirokikuno.jp/watches/朔望-日本語/

お値段なんと、5,000,000円 。
0が多すぎてパッと見わかりませんね、500万円です。
日本では江戸時代まで、月の満ち欠けを基準とした太陰暦が使われていました。
日本古来の習慣や考え方を大切にする菊野さんならではの時計ですね。


作品名:和時計改

スペック
名称:和時計改
サイズ:縦42.0×横34mm
ケース:酸化青銅、ステンレススチール
防水性:3気圧防水
ムーブメント:cal.mk15
28800f/h
26石
手巻き

定時法表示
不定時法表示(北緯51.3度〜南緯51.3度まで対応)
一年針による二十四節気表示
文字は金川恵治氏によるエングレービング

出典:https://www.masahirokikuno.jp/watches/和時計改

2011年に発表した和時計を改良し、現在販売しているのが、この和時計改です。
こちらはなんと、18,000,000円

お値段500万円とか1800万円とか、もうすごいレベルで、写真でしかお目にかかることはなさそうです。

でも、この動画を見ると、手が込んでるのがよくわかりますし、高額なのも頷けます。

WADOKEI-REVISION 和時計改

 

次に購入方法ですが、購入するには、菊野さんのHPからのCONTACTから菊野さんに連絡をとるところから始まります。
実際に菊野さんとお会いし、打ち合わせをしてから、購入という流れになります。

 

完全受注生産のため、店頭販売などはしていません。
この時計の良さ、製造にかかる時間や過程などをよく理解してもらった上で、購入してもらうというスタイルなんですね。

菊野昌宏(独立時計師)の年収は?【情熱大陸出演】

さて、独立時計師として活躍されている菊野さんですが、年収はどれくらいなんでしょうか。

時計は500万円から2000万円近くするものまであり、かなり稼いでいるように思えますが、作るのに時間がかかるため、作れるのは年間最大も数本。年収は2000万円以上かと思いますが、部品の材料、労働時間を考えると、手元に残るお金が多いというわけでもなさそうです。

 

さらに、菊野さんは長い時間をかけて時計を作りますが、すべての時間を受注した時計作りにあてているわけではなく、海外の文献を翻訳して読んだり、新たな方法を試してみたりと、まだまだ思考錯誤しながら時計作りをされているそうです。
それをやるにも結構経費がかかると思われます。

でもきっと、時計を作ることが生きがいなのであって、大金を稼ぐことにはあまり興味ないのかもしれません。
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菊野昌宏(独立時計師)妻や子供、身長は?【情熱大陸出演】

写真でもわかるとおり、イケメンの菊野さんですが、結婚されているか気になりますよね。

インタビューの記事で、「完成した時計に納得がいかず、売らなかったこともあるので、妻には経済的に迷惑をかけた」と答えていらっしゃるので、結婚はされているようです。

きっと、奥様は製作に没頭する菊野さんを影で支えていらっしゃるんでしょうね。

菊野さんの身長は公表されていませんが、ヨーロッパの方と並んでも遜色ありませんので、175cm以上の高身長と思われます。

イケメンで高身長。結構モテたんではないでしょうか。

そんなお二人が結婚する際は、プロポーズは指輪じゃなくて時計なんていうロマンチックなエピソードがあってもおかしくないですね。

お子さんがいるかどうかは、情報がありませんでしたが、2人で素敵な時間を過ごされているのではないでしょうか。

 

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